For Example お悩みの具体例
「夫の仕事が忙しそうで、体調を崩しがち。でも自分も子育てに忙しくて、構う余裕がない。こんな家族でこの先大丈夫?」
30代女性Aさん
パートナーの体調不良をきっかけに、家族の将来に不安を感じられているんですね。もしかすると、ご結婚やご出産など、さまざまなライフイベントが立て込んで、ゆっくりと将来について考えたり、ご夫婦で話し合われる時間がじゅうぶん取れていなかったのかもしれません。これを機に、これまでの互いのライフヒストリーについて、互いの実家との関係について、今の仕事について、子育てや家事の分担について。また、お金のことについて、家族のこれからの見通しについて…あるいは、互いの人生の中で積み残してきた課題について、家族で大事にしたい価値観について。一つずつ整理していきませんか?将来への不安は、一足飛びに解決するわけではありませんが、1週間に1時間でも、ゆっくりと話し合う機会をつくるだけで解消できる可能性があります。家族の結束力を今まで以上に高めるきっかけづくりを、お手伝いいたします。
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「今の彼女と結婚したいけど、なかなか自信を持って踏み切れない。何をどうしたらいいのでしょうか。」
20代男性Bさん
まず、一人でも豊かに生きられる時代に、結婚をお考えになり、彼女さんを一生の伴侶とする覚悟を持とうとされていることは、素晴らしいことです。「結婚とは何か」「結婚式や披露宴には、儀式としてどういう意味合いがあるのか」「プロポーズにはどんな想いを込め、伝えるべきか」「結婚後の生活の見通しをどう立てるべきか」「彼女さんのご実家との関係をどう紡いでいくべきか」そんなことを、私たちと一緒に、丁寧に一つずつ考えていきましょう。自信とは、勢いではありません。結婚は、単なる一時的なイベントではありません。一つひとつを明確にしていくことでこそ、マリッジブルーも起こさずに、着実に歩みを進めていけるでしょう。
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「中学生の娘と面と向かって話が出来ない。小学生のときは真面目だったのに…。学校の先生から成績のことを言われ、家でどこまで注意していいかわからない。」
40代女性Cさん
子どもというのは、小学生、中学生、高校生と段階を踏みながら、自立した大人へ向かって成長していきます。中学生というのは、親に何もかも依存していた状況から独り立ちに向かおうとする、はじめの一歩を踏み出す大切な時期。コミュニケーションの変化が出るのはとても健全なことです。同時に、身体の急激な成長も伴ってメンタルも不安定になりやすい時期。まずは身体面の不調が無いか、健康を崩すような生活習慣は無いかを確認しましょう。そこをクリアできたら次に、本音を出しても否定し合わず、互いに平等な立場で、互いの意見を受けて変化することを厭わないという「心理的安全性の高い対話の場づくり」の習慣を一緒に作っていきましょう。